おばけ猫の住む山 昔話の化け猫よりカワイイです
親愛なる猫好きのあなた様。 ご訪問いただきありがとうございます。私の愛しい三毛猫のお話を聞いていただけませんか?
その前に私から一言。どうして人間は容姿をあれこれ言うんでしょう?
バカみてーだな。 見た目なんか誰だって同じだ。
他の人の容姿をほめる人も、けなす人も何だかすごく寂しいね。
大地震の後で
2011年3月11日、東北地方を東日本大震災が襲いました。
人間はもちろん、多くの動物達の命も犠牲に・・・・・・・😢
でも、山間部は土砂崩れや道路の陥没こそあったものの、海沿いに比べれば、被害は最小限で済んでいます。
奥羽山脈の山と自然は、震災のあった当日から今日まで、幾多の生命を育み続けているのでした。
古都白石市
観光スポットとしては、山中にある「蔵王キツネ村」が有名です。
南東北観光の穴場です。 私は仙台よりずっと好き。ぜひお越しになって下さい。
キツネ村は外国人に人気で、地球の反対側から、ブラジルのテレビ局も取材に来てますね。
白石市街の背後には名峰、蔵王連峰がそびえ立ち、四季折々の美しい表情を見せてくれます。
宮城県は、江戸幕府に一国二城を許された全国でも珍しい県です。
県庁所在地である、仙台市の青葉城(青葉城恋唄のです)の他に、白石市には白石城があるんです。
どの県でも、県庁所在地は大都会になってしまっていて、城下町の風情はなかなか感じられなくなってますよね?
白石市は、戦国時代の当時の面影がそのまま残っていて、住む者と訪れる人々に心の癒しを与えてくれます。
今にも、妖怪が飛び出てきそうな白石。
そう、例えば「化け猫」なんか( ̄∇ ̄;)ハッハッハ
日本の妖怪はコワいだけじゃないよ。
大地の精、ということだ。
顔はコワい!でも優しい猫
イラストで表現されるところの化け猫。カワイイです(* ̄▽ ̄)フフフッ♪。
油、なめてそうですね。
さて、白石の山間部は酪農地帯が広がっていて、牧場がたくさんあります。
吉永小百合さんも愛した土地で、彼女の別荘さえあったそうです。
白石市のプロモには、小百合さん自ら出演してますね。
なんで、「笑っていいとも」には最後まで出演しなかったんでしょうか?
それはさておき、ここの牛の牧場の一つに、年老いた三毛猫が住み着いていました。
もちろん、雌ですよ。
牧場には、仲間の猫達がたくさんいて、その三毛猫は決して独りぼっちではなかったのですが。
ところが、この三毛猫、単純に「ミケ」と呼ばれてましたが、ひどく醜い顔をしていました。
ミケが生まれた時、牧場の人々は口々に「こんな見だぐねえ(カワイクない)仔猫は初めて見た!」と言いあったそうな。
ただの個性だと思うけどね。
それなのに、醜い顔にも関わらず、ミケはとても心が優しい猫でした。
時折、牧場にこっそり、生まれたばかりの仔猫を捨てていく人がいます。
そんな時、ミケは自分の子供でもないのに、捨てられた仔猫達の世話をしてあげるのです。
仔猫達も、実の親のようにミケに甘えました。
そうだったの・・・
そんな優しいミケなのに、ミケには自分の子供がいません。
年に何度か出産を繰り返すミケですが、 一度として育ったことがなく、生まれた仔猫はみんな、幼くして息絶えてしまいます。
おそらく、ミケはあまり体が強くなかったのでしょう。
そんなミケにも、やがて最期の時が近づいてきました。
そして・・・・・・。
そして何?
オレはまだ、生まれてねー